前橋市・高崎市で外壁塗装・屋根塗装なら株式会社東工業

コロニアル屋根は、その美しい見た目と耐久性から、多くの住宅に採用されています。
しかし、年月が経つにつれて、塗装が劣化し、雨漏りや屋根の劣化につながることも。
せっかくの美しいコロニアル屋根を長く保つためには、適切なタイミングでのメンテナンスが欠かせません。

 

□コロニアル屋根の塗装サインを見逃すな！

築年数が経ち、そろそろ屋根のメンテナンスを検討し始めている方へ。
コロニアル屋根の塗装時期を見極めたいけど、具体的なサインが分からず、適切なタイミングでメンテナンスをすることに不安を感じているのではないでしょうか。

この記事では、コロニアル屋根の塗り替えを検討するサインを具体的に解説し、適切なタイミングでメンテナンスを行うことの重要性を理解させ、安心して長く住み続けられる住まいを実現するための第一歩を踏み出すサポートをします。

 

1:コケやカビの発生

コロニアル屋根は、セメントを主成分とするため、塗装によって防水性を確保しています。
しかし、経年劣化によって塗膜が剥がれ、防水性が低下すると、雨水や湿気が染み込み、コケやカビが発生しやすくなります。
コケやカビは、見た目の悪化だけでなく、屋根材の劣化を促進する原因にもなります。

 

2:コロニアルの反り・ひび割れ

コケやカビが発生し、放置すると、コロニアル屋根の防水性はさらに低下していきます。
すると、瓦の反りやひび割れが発生する可能性が高まります。
これは、雨水や湿気を含んだコロニアル屋根が、気温の変化によって急激に乾燥したり凍ったりすることで、繰り返し伸縮を繰り返すためです。

 

3:瓦の滑落

コロニアル屋根のひび割れを放置すると、最終的には瓦が滑落してしまうことがあります。
滑落した瓦は、下地の防水材や釘を露出させてしまい、雨水が侵入しやすくなります。

さらに、野地板が腐敗し、最悪の場合、屋根の葺き替えが必要になることも。

 

4:棟板金の浮き

棟板金は、屋根の頂上部を覆う金属製の板で、雨水が侵入するのを防ぐ役割をしています。
棟板金が浮いてしまうと、雨水が侵入しやすくなり、屋根裏の腐敗や雨漏りを招く可能性があります。

 

□コロニアル屋根の塗装工程

コロニアル屋根の塗装は、他の屋根素材とは異なる工程が必要になります。
この記事では、高圧洗浄から上塗りまでの工程を詳しく解説し、プロの技術によって、安心して任せられる屋根のメンテナンスを実現するための情報を提供します。

 

1:高圧洗浄

まずは、高圧洗浄機を使用して、屋根についた汚れを落とします。
コロニアル屋根は、他の屋根材に比べて、凹凸が多く、汚れが溜まりやすい特徴があります。
そのため、高圧洗浄によって、汚れを徹底的に落とすことが重要です。

 

2:タスペーサーの取付け

コロニアル屋根は、スレート材を重ね合わせて造られており、隙間が狭いため、塗装すると雨水が流れにくくなってしまいます。
そのため、雨水の逃げ場を作るために、タスペーサーと呼ばれる器具を取り付ける必要があります。
タスペーサーは、屋根材の間に隙間を作り、通気性を確保することで、雨漏りを防ぎ、屋根の寿命を延ばす効果があります。

 

3:下塗り

高圧洗浄とタスペーサーの取付けが終わったら、下塗りを行います。
下塗りは、屋根材と塗料の密着性を高め、塗料の耐久性を向上させるための重要な工程です。
下塗りには、シーラーと呼ばれる接着剤のような役割を持つ塗料が使われます。

 

4:上塗り

下塗りが乾いたら、仕上げの塗装である上塗りを行います。
上塗りは、屋根の外観を美しく仕上げるだけでなく、紫外線や雨風から屋根を守る役割を担います。
上塗りの塗料は、耐久性や色、艶など、さまざまな種類があります。

 

□まとめ

コロニアル屋根の塗装サインを見逃すと、雨漏りや屋根の劣化につながる可能性があります。
コケやカビの発生、瓦の反りやひび割れ、瓦の滑落、棟板金の浮きなど、これらのサインを見つけた場合は、早急に当社のような専門業者に相談することをおすすめします。

コロニアル屋根の塗装は、高圧洗浄、タスペーサーの取付け、下塗り、上塗りの工程で行われます。
それぞれの工程には、重要な役割があり、専門業者の技術によって、安心して任せられる屋根のメンテナンスを実現できます。
適切なタイミングでメンテナンスを行うことで、美しいコロニアル屋根を長く保ち、快適な住環境を実現できます。