外壁カバー工法の費用はどう変わる？メリットとデメリットも紹介します！

2023年12月26日更新

家を所有することは多くの方にとって大きな日常の変化をもたらします。

家の状態を維持していく上で、特に外壁のメンテナンスは美観の維持と家の価値の向上に不可欠です。

この記事では、外壁のカバー工法に注目し、その費用対効果やメリット・デメリットについてご紹介します。

□外壁カバー工法の費用はどんな要因で左右されるの？

外壁カバー工法とは、既存の外壁に新しい素材を重ねることで、外壁の性能を向上させる方法です。

この工法の費用は、さまざまな要因によって変動します。

外壁工事を行う面積が大きいほど必要な材料の量が多くなり、それに伴い費用も上がります。

家自体の大きさや、一部の壁だけをカバーする場合は、それに比例してコストが変化します。

労働力のコストは地域によって異なるため、地域によって工事費用も変わります。

都市部では高く、地方では比較的安価なことが多いです。

また、自社内でサイディングの仕入れから作業まで可能な施工管理者がいる企業であれば中間マージンが発生しないため、安価に抑えられるでしょう。

当社は自社施工で、国家資格保有者による施工となっており、安価なだけでなく品質も保証いたします。

材料の種類によっても価格は大きく変わります。

主に使用されるのは樹脂系のサイディングと軽い金属系のサイディングです。

また、サイディングの表面に塗料を塗り仕上げたり、特殊な断熱材を使用したりすると、コストは上がります。

外壁カバー工法は、メリットが多い一方で、いくつかのデメリットもあります。

外壁カバー工法では、既存の外壁を撤去することなく新しい外壁材を直接既存の外壁の上に設置する方法のため、工期・工事コストが抑えられます。

また、従来に比較して外壁の厚みが増すことで、防音性と断熱性が改善されるのです。

一方で、この工法では既存の外壁を剥がさず、張り替えの場合に行われる外壁の状態確認や修繕ができません。

そのため、すでに壁内部に傷みがあり、進行してしまった場合、新しく張った外壁も剥がしての修繕となります。

さらに、外壁材を重ねることで建物の重量が増加し、構造上の問題を引き起こす可能性があります。

外壁カバー工法は、コストや効率、機能向上の面で多くのメリットを提供します。

しかし、壁内部の確認が困難であることや、建物の重量増加によるリスクも考慮する必要があります。

外壁の状態にご関心のある家主の皆様、まずは外壁の下地のご確認はいかがでしょうか。

当社は塗装工事と防水工事を専門に行っております。

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